トラリピを始めておくべき理由とは?(特にサラリーマン向け)
今日は、過去に触れた記事のスピンオフなのですが、トラリピをしたことがある方にも、したことがない方にも、今一度お伝えしておきたいと思い、改めて記載することに致しました。
既に過去の記事をご覧いただいた方には繰り返しになってしまいますが、皆さん個人の人生を改めて見直す機会になりますようでしたら幸いです。
私の記事をご覧になっている方は、投資に興味があり、その複数ある投資手法の中でも比較的トラリピに興味がある方なのだとは思っています。
事実、私もインデックス投資もしています。投資の目的としては、当然ながらお金を増やすことだと思いますし、やはり「お金にも働いてもらう」という概念をもお持ちだと思います。
とは言え、その手法は複数あり、それぞれ特徴がありますけれども、個人の性格だけでなく、環境や状況によっても適切な投資手法は異なってくるのであろうと考えています。
そのため、どの投資手法が最も良いという結論には至らないわけですが、その個人にとって最も心地よい投資手法というものを見つけることは可能であるでしょう。
私が好んでいるインデックス投資(ここではS&P500を指します)は、毎月の給料の中から定額を積み立てていくこと(ドルコスト平均法)で、20-30年後には積み立てた元金よりも多くの利益も積み重なり、老後資金の助けになるものであろうと考えています。
この手法はエビデンス上、15年以上の積み立てで確実に勝っている(確実に利益が生まれている:損失が生じることはない)ことが検証されており、投資をする身としては選択・継続しやすく、投資後の精神衛生上も非常に良いものであります。
間違いなく誰にでも勧められる投資ではありますが、強いて言えば以下のデメリットがあります。
ただし、デメリットと言ってもデメリットと感じない方もいらっしゃるでしょうし、これ以上のメリットがあるため、インデックス投資を選択しない手はありません。
また、ここで挙げたこれらのデメリットは、そもそも投資元金が少ないために生じているものでありますので、元金が当初から多ければ解消されるのかもしれません。
しかし、投資元金をたくさん持っているとき、皆さんはインデックス投資を選択しますでしょうか。
このように、状況によっては投資手法も変わってくるものだと思います。
もし突然大金(ここでは一千万円以上としましょう)が手に入ったら、皆さんなら何に投資しますでしょうか?(ここでは投資する前提としていますが、しない方もいらっしゃるでしょう)
投資初心者であれば、突然投資しろと言われてもどの投資を始めるか分かるわけがない、というのは至極当然と思います。
投資経験者の方であれば、どの投資方法にすべきか悩むところだと思います。ただし、手元に大金がある設定では考えていなかった、ということもあるでしょう。
だからこそ、手元に大金がある設定でも応用可能な投資経験を持っておく必要があります。
そして、お察しの通り、手元にある大金を上手く活用しようとするのであれば、その候補の1つとなるのが、トラリピであると考えています。
その他の投資手法としては、個別株投資や高配当株投資などもあると思いますが、私は銘柄の選択基準に自信がありませんし、一気に大金を充ててよいものかもよく分かりません。
他にも不動産投資が考えられますが、手間とリスクを考えたときに、私は今と同等の利益を出せる自信がありません。
そのため、トラリピ(FXによる中長期的運用)を挙げているわけですが、この価値観は個人によって異なることにはご注意ください。
話を戻しますが、もしあなたが現在、私と同じように年利10%で運用できているとしたらいかがでしょうか。
その運用をしている経験が役に立つことで、突然湧いて出てきた大金を準備時間もかけずに、すぐに上手く活用させることができ、大きなタイムラグもなく投資元金に見合った利益に繋がるわけです。
また逆に、運用経験がない状態で大金を手にした場合には、一気に投資に充ててしまうことすら躊躇ってしまうかもしれませんし、あるいは、後悔する投資に手を出してしまうことになるかもしれません。
だからこそ、手元に大金がある設定でも応用可能な投資手法(トラリピに限らず)の経験を持っておく必要があると私は考えています。
しかし、そんな大金が湧いて出てくるなんて非現実的だ!と思われる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん、そんな都合のいい話はないと思いますが、以下のようなことは本当に起きないでしょうか。
あくまでも例ですが、このような機会が1つも一切当てはまらないと言い切れますでしょうか。
長い人生、1つくらいはもしかしたら起こり得ることもあるのではないでしょうか。
個人的には、現在の日本では5が最も現実的で起こり得る事象と思っておりまして、ここで上述の投資経験があるかないかで、この早期退職制度に挙手できるかどうかも決まるのではないかと考えています。
要はこれだけで人生が変わるわけです。現在40代であれば、これは身近に感じていることだと思いますし、30代であれば今から投資経験を積み重ねておけば、ちょうど良いかもしれません。
20代であれば独身の方も多いでしょうから、投資経験を積み重ねる傍ら、一気に運用資金を貯め込む併用作戦も可能と見ています。
また、個人的には、住宅ローンの返済(特に中盤から終盤の繰り上げ返済)のために貯めているお金があるようでしたら、そちらに充てずに投資したほうが利回りが良い可能性があると考えています。
中長期的資産運用としてトラリピの経験を積み重ねておくと、突然降ってきたチャンスをモノにできるかどうかにも影響しますので、少額でも始めておくことをオススメしたいと思います。(備えあれば患いなし!)
本日の記事が皆さんのお役に立てましたようでしたら幸いです。
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