誰のトラリピ設定をマネるべきか?

初心者

はじめに

40代サラリーマンがFXで月50万円の利益を出しています。ここは、凡人である私がFIREを目指していくブログです。

どこにでもいる40代サラリーマンの私が「トラリピFX」で月平均50万円の利益を出していますので、その設定や考え方、今後の見通しなど、皆さんのFIREにも役立つ3分ブログを公開しています。

この記事を読んで分かること

  • トラリピを設定するときの参考にすべき相手が分かる
  • トラリピの設定で利益率が想像できる
  • トラリピの設定には戦略が必要であることが分かる

本記事を読んでほしい方

  • 既にトラリピ運用をされている方、利益率を改善されたい方
  • 投資手法としてトラリピを検討されている方
  • トラリピが本当に儲かるのかを確認したい方
  • サラリーマンが本当にFIREやセミリタイアができるのか知りたい方
  • 早くサラリーマン・会社を辞めたい方

特に、上記の方にはお役に立てる記事だと思います。

私の記事をご覧いただくと、トラリピを運用する際の参考になると思います。

ブックマークへの登録やSNSのフォローをしてもらえると、継続的に記事をご覧いただくことができます。

トラリピ設定をマネるべきか?

私はブロガー鈴さんからワイドレンジ戦略を学び、そして自分なりに納得できる設定に調整したものを使用しています。

ですので、手っ取り早い結論として申しますと、「鈴さんの設定を真似して、慣れたら自身用にアレンジしていく」で良いと思います。

他のブロガーさんの設定を見ましても、このパターンが最も多いと思いますし、トラリピの基本的な戦略である「ハーフ&ハーフ戦略」を用いることは、マネースクエア社としても公式に認めている手法にもなっています。

ただし、ここで注意点があります。

  • ワイドレンジ戦略とナローレンジ戦略を理解しておくこと
  • ブロガー鈴さんの設定(特にワイドレンジ戦略)の利益率を把握しておくこと
  • 設定をマネする人のバックグラウンドを確認しておくこと
  • 私自身がアレンジしてみた結果(設定・実績)を確認しておくこと

他の方の設定をマネすることはもはや当然なのですが、皆さんの大事なお金ですので、十分に納得してから真似していただきたいと思います。

ワイドレンジ戦略とナローレンジ戦略を理解する

まずは、トラリピに必要な戦略を理解しておく必要があります。

何故かと言いますと、マネしようとしている設定がどういう戦略(どういう目的)なのかを理解するためです。

その戦略と言うのは、ワイドレンジ戦略とナローレンジ戦略の2つに大別されますが、これら戦略を理解するためには、この記事では書ききれないほどの多くの情報が必要です。

以下の記事で解説していますので、そちらをご覧いただきたいと思います。

また、この記事では、私の設定・実績を全て掲載していますので、マネしていただいても(参考にしていただいても)結構です。

ブロガー鈴さんの利益率を把握する

次に、ブロガー鈴さんの利益率を改めて確認しておいてもらいたいという点です。

鈴さんは、2016年からワイドレンジ戦略を実践されていて、月平均20万円の利益(年利10%以上)であるとブログで表示されているのですが、これをもう少し分析していきます。

毎月の利益を見ていきますと、2016年の利益率が異常に高いのですが、2017年以降に絞りますと、月平均の利益は16万円になります。2017年以降に絞りましたのは、近年は2016年のような乱高下(ボラティリティ)が恒常的にないため、分析するにあたりこれを実績に含むのは現実的でないと判断できるからです。

また、ワイドレンジ戦略とは関係ないイレギュラーで生じている損失もありましたので、それも除くことにしました。

そして、コロナショック時のイレギュラー(1か月で110万円の利益)を除けば、最終的に月平均は14万円になります。イレギュラーはあくまでもボーナスであり、それを想定して利益率を設定すべきでないと考えられるからです。

補足ではありますが、別の視点で見ますと、2017年以降の50か月のうち、20万円を超えたのは8回だけであり、ほとんどが、2016年に近い2017年前半、あるいは、コロナショック関連、です。

この分析結果より、この設定(ワイドレンジ戦略)は私の考えている月平均20万円の利益ではないですし、このワイドレンジ戦略だけでは、今後も高い利益(年利10%以上)は見込めないだろうとも推測できます。

つまり、鈴さんが実践されているワイドレンジ戦略だけでは、2,000万の資金で月平均20万円の利益をあげることは事実上破綻している、と考えられるのです。(2021年5月考察時)

設定した人の経験・歴史を確認する

この点については、あまり触れていないことが多いと思います。

ここで言いたいことは、その設定をした人はトラリピ歴がどれくらいで、どのような経験の持ち主かということです。

為替相場では過去に大きなショック相場を迎えたことがあり、為替の大きな変動により多くの投資家が痛い目に遭い、多くの資産を失いました。

ここ最近ではコロナショックがありましたが、それ以前にも幾つかのショック相場があり、近年で最も大きかったのはリーマンショックです。

このようなショック相場(特にリーマンショック)により、資産が日に日に失われていくような経験・実体験があるのとないのでは、リスクに対するその人の考え方や設定に影響することがあります。

私にとっては、もはやトラウマです。

お伝えしておきたいことは、異常に良い利益率(例えば年利30%以上)を見せているものには、注意深く見る必要があるということです。

利益率とリスクは表裏一体です。

調子がいい(相場の動きが自分にとって理想的な)時は、誰でも幾らでも稼げます。

2021年は為替においても株価においても投資家にとって良い相場でした。

最近の運用結果が良かったとしても、それは相場のおかげかもしれません。

どんな状況においても、冷静にリスクマネジメントできる(放ったらかしにできる)ことは、特にトラリピ運用においては重要なのです。

経験や歴史だけでクリアする内容ではありませんが、参考にしたい設定をした人がどのような経験をしていて、リスクマネジメントをどのように考えているかを確認しておいたほうが安心感を得られるかもしれません。

ショック相場で市場から追い出された人や運用を失敗した人は、ブログなどであまり情報発信しませんので、得られる情報が偏っているかもしれないことに注意が必要でしょう。

私自身がアレンジしてみた設定・実績を確認する

私自身がアレンジした設定・実績は、すべて上述の記事に載せていますので、まずはそちらをご確認ください。

そこでも述べていますが、私の経験上、ワイドレンジ戦略の利益率(年利)は5%程度であり、年利10%を目指すのであれば、ナローレンジ戦略を併用する必要があります。

なお、私の実践しているナローレンジ戦略(ダイヤモンド戦略)は年利15%程度であり、運用資金の半々をそれぞれに振り分けることで年利10%に到達することができます。

(鈴さんもナローレンジ戦略を実践しています)

加えて、私のワイドレンジ戦略は、鈴さんのものからかなり自己流にアレンジしています。

それは、利益率の最適化、リスク分散の意義、マイナススワップの影響、などを全て考慮したものです。

ただし、ワイドレンジ戦略の基本は、ローリスク・ローリターンをコンセプトとしたものであり、それ以上を望まれるのであれば、ダイヤモンド戦略や、私独自の非公式な設定を真似していただいても良いかと思います。

まとめ

今回は、誰のトラリピ設定をマネするべきか?について考察してきました。そして、

まとめ
  • トラリピの戦略をある程度理解しておくべきであること
  • マネするなら、その利益率がどれくらいのものかを理解しておくべきであること
  • マネするなら、その人のバックグラウンドや考え方がどのようなものか確認しておくべきであること
  • その結果、私の場合はどのようにアレンジしたのか?実態を理解しておくべきであること

以上のことについて触れてまいりました。

誰のトラリピ設定を真似るかは非常に難しいですが、やはり実績の出ている方を参考にするというのが一番良いと思います。

以下、私見ではありますが、少額での投資で公開している方は、あくまでもそれはエサで、基本はブログ収入とされている可能性もあります。

もしブロガーさんの設定を参考にされるのであれば、まずはその方の資金はいくらなのか、また利益率はどれくらいなのか、なども算出されてみたり、さらに言えば、どのような考え方で、どのような目的でトラリピをやっているのか、なども確認されてみてください。

私の設定が最も良いなどと言うつもりは、毛頭ありません。

私のも参考にしていただき、もし良いところ(納得できるところ)があれば真似していただいて結構です。

ただ、以前から申している通り、このトラリピは私の人生を懸けています。

本気でやっています。

鈴さんの「自分年金」との違いを示した記事もありますので、合わせてご覧ください。

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

トラリピ運用を体系的に理解しておきたいという方は、以下のトラリピロードマップをご覧になってみてください。

成功への7つのステップを確認するだけでも、自分自身の人生の見方が変わると思います。

トラリピ関連記事が100以上ありますので、まずはトップページからご覧ください。

さとふる

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