FX自動売買はトラリピか?松井証券か?

初心者

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はじめに

40代サラリーマンが「トラリピFX」で月50万円の利益を出していました(2022年実績)。

今は「放ったらかし運用」にしたいので、低レバレッジに変更して月20万円程度にしています。

そんな私が得たトラリピの経験をもとに、「松井証券の FX自動売買」を見極めていきたいと思います。

松井証券のFX自動売買とは

トラリピと比べてみた

松井証券のFX自動売買がこんなに良いとは、個人的にはショックでした。

私は10年以上トラリピ(マネースクエア社)を愛用していますが、それは当時「FX自動売買」がトラリピしかなかったからであるからでもあります。

最近ではFX自動売買サービスも増えてきて、トラリピと比べることもできるようになりましたので、今回は注目が集まっていた「松井証券のFX自動売買」と「トラリピ」を比べてみたいと思います。

FX自動売買とは

このページに辿り着いている方は「FX自動売買」について十分ご存知と思いますが、念のため記載しておきます。

なお、こちらは松井証券のホームページにも記載されている内容です。

FX自動売買の強み
  1. レンジ相場に強い
  2. 24時間自動で取引できる
  3. 感情に左右されず取引できる

「レンジ相場」とは、その通貨ペアの為替レートが一定の幅の範囲で動くことを意味しており、自動売買システムはその細かい上下を利用して稼ごうというものです。

サラリーマンにとっては特に2と3が非常に有意義だと感じていますので、私はこれが気に入っているからこそFX自動売買で運用しています。

むしろ、これを自分でできるならサラリーマンなんかしていません。

ちなみに、FX自動売買で選ばれやすい「レンジ相場」の通貨ペアを挙げておきます。

私はこの3つを選定して運用しています。

詳しくは、私のブログも合わせてご覧ください。

FX自動売買で選ばれやすい「レンジ相場」の通貨ペア
  • AUD/NZD:豪ドル/NZドル(オージーキウイ)
  • EUR/GBP:ユーロ/英ポンド(ユーロポンド)
  • USD/CAD:米ドル/カナダドル(ドルカナダ)

トラリピと見比べた結果

まず結果です。

私がトラリピと見比べた結果は、以下の通りでした。

トラリピ(マネースクエア社)
  • USD/CADを取引できる
  • 注文設定がしやすい
  • 入金・出金がしやすい(後述)
  • オンラインセミナーやオンラインサポートが手厚い
松井証券FX(松井証券)
  • スプレッドが小さい、安定している
  • 100円から始めることができる
  • EUR/GBPのスワップが高い
  • 操作方法などの動画が豊富で理解しやすい

他にも細かい部分で異なる箇所はあると思いますが、その比重は個人の価値観にも差があるものですので、気になる場合は各自ホームページなどでご覧になると良いでしょう。

FXには「買い値(Ask)」と「売り値(Bid)」がありますが、同じ通貨ペアでも同じ値ではありません。しかも、FX会社によってその値が異なります。

簡単に言えば、スプレッドは小さいほうが投資家にとって有利です。何故なら、スプレッドの大きさ=そのポジションを保有した瞬間の含み損、を意味するからです。

もう一つ参考になるページを紹介しておきます。

2024年3月記事執筆時点

ここでは「FX自動売買」の目線で比較しています。

そのため、スプレッドは最も注目されているAUD/NZDでの比較をしました。

一方、スワップポイントは最も期待されるEUR/GBPで比較しています。

私と異なる運用を求められる方にとっては、焦点がずれる比較かもしれません。

松井証券を始めるべき人

FX自動売買を始めたい方は、全ての方が松井証券FXで始めて良いと思いました。

中立的に検討した結果、そういう結論に至った私は、正直ショックでした。

その理由は2つです。

まず、スプレッドの大きさです。

スプレッドの大きさは利益そのものに大きく影響します。

スプレッドがトラリピより小さいということは、全く同じ設定をした場合には、トラリピよりも高い利益を残す可能性が高いことを意味します。

トラリピ(マネースクエア社)の大きな欠点として私がずっと声をあげていたのは「スプレッドが大きい・安定しない」ということでした。

しかし、トラリピはFX自動売買の先駆者であり、あらゆるサービスや通貨ペアなどにも納得がありましたため愛用しておりました。

次に、EUR/GBPのスワップポイントが高いことです。

私は「トラリピ世界戦略」という3通貨ペアで運用していますが、松井証券ではそのうち2つ(AUD/NZDとEUR/GBP)を運用することができます。

私のEUR/GBPの位置づけは、分散投資や運用益への期待に加え、スワップポイントでも運用自体を支えてくれる存在でもあります。

そのEUR/GBPのスワップポイントが高いということは、運用全体の底上げと安定にも繋がります。

この2つの事実を知ってしまったからには、トラリピ歴10年以上の私が中立的に見比べてみても、松井証券FXを選択しない理由がないと言わざるを得ません。

まとめ

トラリピと松井証券FXを見比べた結果、松井証券FXを選択しない理由がないという結論としました。

「スプレッドが小さく安定していること」「EUR/GBPのスワップが高いこと」は、FX自動売買で運用するには大きな強みになります。

ただし、トラリピにも勝る点があります。

その最も重要な点は「USD/CAD」の存在です。

FX自動売買で放ったらかし運用するには、「低レバレッジ」と「分散投資」が重要ですが、分散投資にはUSD/CADの存在も重要です。

また、オンラインセミナーやオンラインサポートはFX自動売買初心者にとって非常に有用ですので、単なる利益だけではない部分も評価できると思います。

それぞれの強みを十分に見比べて理解したうえで、FX会社を選択されてみてはいかがでしょうか。

なお、私にとっては大いに魅力を感じましたので、松井証券も始めてみたいと思います。

松井証券を始めるべきか

松井証券を始めてみた

ということで、トラリピ一本だった私も、松井証券FX自動売買を始めてみました。

実際に始めてみて思ったこと・感じたことなども忌憚なく述べていきます。

始めるにあたり分かりづらかったこと

口座開設する前に私が理解しづらかったことは、口座や入出金のシステムです。

一度経験すれば理解できるのですが、以下の点を正確に簡単に述べている箇所がありませんでしたため、口座開設するか躊躇いました。

まず、松井証券には口座が複数あります。

松井証券でFXをするには「松井証券口座」から「松井証券FX口座」に振り替える必要があります。(どちらも口座開設が必要)

つまり、マネースクエア社と異なり、FX口座に直接入金することができません。

次に、松井証券口座に入金する場合は、各自の銀行口座から入金することができます。(こちらは松井証券の動画がありますので、確認することができます)

その入金方法も複数ありますので、同じく動画をご確認ください。

そして出金方法ですが、入金同様、「松井証券口座」からしか出金できませんため、松井証券FXの口座から一度振り替えて、出金になります。

これら一連の作業に関しては全て無料ですし、基本的に即時に反映されますので、この辺りで困ることはありません。

最後に、松井証券にはMATSUI Bankというものがあります。

これはただの銀行であり、正確に言えば「住信SBIネット銀行マツイ支店」ですので、このような銀行口座が必要であれば開設すると良いでしょう。

もちろん、メリットもありますので、同様に動画を参照されることをオススメします。

ただ、こちらも他社にはないシステムで情報が少ないため、位置付けが分かりづらかったです。

疑い深い私が最も気にしているのは、入出金等での手数料が発生するのか否かでして、自身のお金を動かすだけで手数料が発生することは受け入れられません。

そのため、口座開設する前には必ずその辺りを中心に確認しています。

なお、松井証券での取引においては、基本的に無料であることが確認できたので、安心して口座開設できました

口座開設の実際

口座開設は非常に簡単で、絶対にオンライン(スマホ)での開設をオススメします。

必要なものは以下の2つです。

口座開設に必要なもの
  1. 「ネットバンキングサービスの登録」(←既にされている方も多いと思います)
  2. 「マイナンバーカード」または「マイナンバーが分かる書類+本人確認書類」

開設にあたっては、以下の動画を必ずご覧ください。

その他、口座開設に関する全体像も、こちらのページでご確認いただけます。

私は「オンライン(スマホ)での開設」をしました。

「マイナンバーカード」をその場で撮影して対応するだけ(10分弱)ですため、非常に簡単でした。

会社によっては「自撮り写真」や「あらゆる角度からのマイナンバーカードの写真」も必要だったりして、妙に手間がかかることもありますが、松井証券ではそのような手続きはありませんでした。

(撮影しなくてはなりませんため、PCでなくスマホが望ましいです。)

私はMATSUI Bankと松井証券FXを両方開設したのですが、運用ができるようになるまでかなり時間がかかりました。

私の場合、日曜日(実質月曜日)に口座開設依頼をしましたが、松井証券の口座開設手続き完了メールは金曜日、MATSUI Bankの口座開設手続き完了メールは土曜日、松井証券FXの口座開設完了メールは翌週火曜日、に届きました。

ただし、松井証券口座を利用するには、送付されてくる簡易書留に記載されているユーザーネームとパスワードが必要なので、その簡易書留が届いた日(私の場合は完了メールの翌日だった土曜日)から利用することになりました。

ホームページ等では「最短即日」や「最短3日」と記載されていますが、たとえオンライン申請であっても、松井証券の口座開設には少なくとも1週間程度かかると見込んでおいたほうが良い、ということです。(参考情報

だからこそ、口座開設の申請手続きは今すぐにでもしておくべきです

マイナンバーカードを撮影するだけ、口座開設は無料ですし、維持費もかかりません。

\松井証券のページはこちら/

松井証券FX

どのように運用するか

FX自動売買であれば、私が現在運用しているトラリピの設定をそのまま利用することができます。

個人的には、運用資金の多くをトラリピに入金しているため、まずは私の手元資金(60万円)を松井証券に入金することにします。

今回は、とりあえず少額でも運用益が期待できる設定(以下の記事をご覧ください)を当てはめて運用することとしました。

 注文金額買いレンジ売りレンジトラップ本数トラップ幅利益幅
豪ドル/NZドル1,000 1.070~1.08051本0.00020 NZドル2NZドル
1,0001.060~1.070 51本0.00020 NZドル2NZドル

現在の市況を見て、今であれば運用する価値があると思い、試験的に運用していきます。

皆さんはこちらに惑わされず、ご自身に最も適した設定で始められてみてください。

もし他の設定も参考にしたいということであれば、私のブログをご覧ください。

最下部に私のブログのサイトマップのリンクを貼り付けておきます。

自動売買の実際

まず気になることは、自動売買を設定するにあたり、使い勝手や操作方法はどうなのか?というところだと思います。

それでは実際の画面を見ながら確認していきます。

FX口座開設すると、以下のような画面に辿り着きますので、画面左側の「自動売買」をクリックします。

次に、設定を入力していきます。

今回は、前項で示した設定の一部を入力した画面をお見せします。(1回で設定できませんでした)

右側の注文内容を確認して「注文」をクリック、これで終了です。

非常に簡単ですね。

初めてFXされる方でも、戸惑うことはないと思います。

必要であれば、こちらの動画も確認しておいてください。

あとは市場が動くのを待つだけですね。

実際に運用してみて

実際に松井証券FXの自動売買を運用してみた感想を述べます。

運用してみた感想
  • 自動売買の設定が難しい・思うように設定できない
  • 注文値幅は10未満が設定できない
  • スリッページが多い?
  • 実はEUR/GBPのスプレッドが小さい

上述の通り、私は試験的に運用を始めましたが、設定(注文)の仕方がトラリピと異なり、かなり戸惑っています。

設定後に1つのポジションだけを注文変更・取消したいと思ってもできませんし、注文値幅にも制限があるので、私が注文したい設定を1回で設定できませんでした。

あと、僅か数日の運用でスリッページが起きているので、スリッページが多いのかもしれないという懸念もありました。

トラリピでスリッページに遭遇することは、ほぼありませんでした。

スリッページとは、注文レートと実際の約定レートに生まれる差のことです。

具体的には、注文したときに画面に表示されている価格(注文レート)と、実際に注文が確定する価格(約定レート)が異なる状況を指します。

最後に、実はEUR/GBPのスプレッドが小さいことも強みになると思いました。

トラリピでは概ね30pips以上(40pips以上も多い)であるのに対し、松井証券FXでは概ね10pips程度であるので、もしかしたら約定しやすく利益に繋がりやすいかもしれません。

AUD/NZDの分散投資で重要なEUR/GBPが、スワップポイントとスプレッドの点から明らかに優れているので、利益を求めるなら松井証券FXを選定すべきと言えるでしょう。

まとめ

ここまで、私が松井証券を始めてみた流れをお見せしました。

「松井証券のはじめかた」の実際を何となくイメージできたのではないか、と思います。

あとは、本当にトラリピよりもスプレッドが小さくて、利益に繋がりやすいか(約定力が高いのか)を確認していきたいと思います。

それはもう少し時間をかけて運用しないと分からないことですので、今後追ってご紹介していきたいと考えています。

気になる方は、これからも私のブログを継続してご覧いただけると嬉しいです。

さて、私はトラリピから完全に松井証券に乗り換えますでしょうか?

答えは「まだ分かりません」です。

今後検証を続けていくことで、最終的な運用戦略を検討していきたいと思います。

それには長い年月がかかるかもしれませんが、検証が重要ですから仕方のないことでしょう。

結論

私の結論は、「FX自動売買で運用するならば松井証券FXを選ばない理由がない」です。

その理由は、「スプレッドが小さく安定している」「EUR/GBPのスワップが高い(スプレッドも小さい)」の2つです。

これは、トラリピの弱点をカバーしていますので、乗り換えることを考えたとしても不思議とは思いません。

また、FX自動売買で人気のあるAUD/NZDに組み合わせるのはEUR/GBPですから、運用を安定させるためにも高いスワップポイントが必要です。

EUR/GBPの重要性(世界戦略)については、私のブログもご覧ください。

一方で、松井証券の弱点は「口座開設に時間がかかる」ことです。

これを解決するのは、「とりあえず口座開設の申請手続きを今すぐしておくこと」しかありません。

始めようと思ったときにすぐ取引ができなければ、人間は「まぁ後でいいや」と思ってしまいがちで、それだと結局は現在と変わらない生活を続くだけになります。

口座開設や口座維持費も無料、入出金も無料ですから、損することもありません。

時間は有限です。

この記事をご覧になっている聡明な方々には、もはや次に何すべきかを述べる必要はないでしょうか。

\松井証券のページはこちら/

松井証券FX

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

FX自動売買で運用する場合は、FX会社を選ぶことなく同じ設定を利用することができます。

私のブログには様々な設定案が掲載されているため、トラリピだけでなく松井証券FXにも利用いただけるでしょう。

ブログのサイトマップのリンクを最下部に貼り付けておきますので、必要であればご覧ください。

口座開設してマネするだけで、年利10%以上の不労所得を得られる可能性があります。

今と同じことをしているだけでは、今と変わらない未来が待っています。

FX自動売買の運用を体系的に理解しておきたいという方は、以下のトラリピロードマップをご覧になってみてください。

成功への7つのステップを確認するだけでも、自分自身の人生の見方が変わると思います。

私のブログのサイトマップもありますので、こちらからご覧いただくと全体像が見やすくなりますし、主要な記事にも辿り着きやすくなります。

免責事項

私の記事を読まれている方は皆さんお分かりの内容ですけれども、一応念のため、免責事項を載せておきます。

『投資は自己責任』となりますので、ご了承ください。

【免責事項】

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さとふる

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