はじめに
40代サラリーマンが「トラリピFX」で月50万円の利益を出しています(2022年実績)。
その実績や設定は、最下部にあるサイトマップから入ってご覧ください。
この度、マネースクエア社の「とくとくせま得キャンペーン」が、2022年9月1日より常設サービス化されることになりました。
このキャンペーンを明確に理解しておくために、情報を纏めてみました。
「せま得キャンペーン」常設サービス化
「せま得キャンペーン」とは?
「せま得キャンペーン」とは、トラリピ注文において、適用条件以内の利益値幅で成立したポジションに、優遇スワップを適用するサービスです。
過去には、以下の通り3回ほどキャンペーンを実施しましたが、これが常設サービス化されることになりました。
常設サービス化とは、過去のキャンペーンと異なり「期間限定のサービスではなくなった」という意味です。
マネースクエア社からはこちらで説明されていますので、合わせてご覧ください。
- 第1弾(2021年7月1日~2021年10月31日)
- 第2弾(2021年11月1日~2022年3月31日)
- 第3弾(2022年4月1日~2022年8月31日)
参考までに、キャンペーン第3弾の記事を貼り付けておきます。
「せま得キャンペーン」常設サービスの条件・定義
キャンペーンのサービスを受け取るためには、条件や定義を丁寧に見ておく必要があります。
実はつい先日、私は同社のキャンペーンのサービスを受けることができなかったことがありました。
そこで問い合わせてみると、条件・定義が合致していないという回答でありました。
そもそもキャンペーンの説明文が曖昧で、どのようにでも受け取れるような文言になっていたため、私が解釈は同社の解釈とは異なるという見解になってしまったわけです。(しかも不思議なことに、条件・定義が曖昧なので事前に問い合わせたかったのですが、それは不可という説明文が明記されていました。)
私自身は怒りと呆れが同時に込み上げてきましたが、同社には「条件や定義は今後適切に説明するよう」伝えることで終わりにしました。
その結果なのか、今回の条件や定義は、私が指摘した箇所が全て以前より分かりやすい説明になっているように見えます。
(このケースはYes、このケースはNo、という表現ができています。)
さて本題ですが、対象通貨ペアが「全通貨ペア」に拡大しています。これは今までと異なる点です。
そして、この「せま得」が適用となる利益値幅は通貨ペアごとに異なりますので、上図を確認のうえで注意して設定ください。
次に「せま得」適用期間ですが、「ポジション成立時点より180日間」となります。
つまり、その適用期間に期限を設けたことによって、「特典が長く続くものではありませんよ、高スワップ戦略には使えませんよ」という意味を持たせています。
また、利益値幅が条件に合致していない期間も「せま得」対象外であることも示しています。
なお、この適用期間が始まるのは2022年9月1日からですので、「現在の期間はカウントされない」ということも説明されています。
これは、現在の「せま得キャンペーン(第3弾)」該当中のポジションは、9月1日からカウントが始まります、ということを意味しています。
ただ、第3弾の非該当だった通貨ペアも9月1日からスタートですから、この常設サービスはどの通貨ペアも「9月1日からよーいドン」だということです。
今回の説明では以下の文章も記載されており、説明が改善されたのが分かります。
「トラリピで とく!とく!せま得キャンペーン(2022年4月1日~8月31日実施)」対象のポジションを決済して再注文するといったご対応は必要ありません。
加えて、今回は不明な点があればカスタマーデスクへの問い合わせも可能となっていますので、私のような惨めな思いをされることもないと思います。
「せま得キャンペーン」常設サービス化の注意点
- 適用される利益値幅が通貨ペアによって異なること
- 全通貨ペアが適用されるようになったこと
- キャンペーンのためにポジションを再注文する必要がないこと
- 適用期間が180日であること
キャンペーンのサービスを受けるために必要な条件を「知っておくべき注意点」として挙げましたが、4以外は運用者にとって好ましい内容で誤解を招きにくい事項であるため、ここでは無視することにします。
一方、その4(適用期間が180日であること)には、注意をしておく必要があります。
注意しておく必要がある方は、以下の方が該当すると考えられます。
- 長い期間ポジションを保有するという戦略の方
- 「せま得キャンペーン(特にマイナススワップ低減)」に頼った戦略の方
- あまり口座やチャートを見ずに放ってしまいがちな方
ただ、該当するとは言え、致命的なダメージはないものですから、「気を付けておかないと、もしかしたら損することもあるかもしれない」という程度でしょう。
それよりは、「トラリピ」として上手く回す(保有・決済を繰り返す)運用がなされていれば、問題ないでしょう。
そもそもこのキャンペーン(サービス)は、同社の「スワップポイントが他社より低い」という欠点を補うキャンペーン(サービス)であり、これがなくても今までトラリピは効果的な運用を継続できたわけですから、深刻に考えることではありません。
私ならどう活用するか?
前述しましたように、このサービスはあくまでも補助的な役割ですので、運用の骨格である戦略に上手く上乗せできるのであれば活用する、という考えです。
私の(設定の)場合は、以下のようになるだろうと想像しています。
- EUR/GBP:現在「せま得」を利用中のため継続する
- AUD/NZD:コアレンジのポジションはすぐに決済されそうにないので、それらポジションは暫くは活用できるかもしれない(本来は狭い利益値幅で決済させたくない)
- AUD/USD:検討しない
- NZD/USD:オージーキウイと同じ状況であるに加え、マイナススワップの影響が生じる時期もあるため、検討する価値があると考えている
- USD/CAD:検討しない
お伝えしたいことは、「個人により状況や価値観が大きく異なるので正解はない」ということだけです。
私の考えは、あくまでも参考程度にしておいてください。
まとめ
今回は「せま得キャンペーン常設サービス化の注意点とは?」というテーマでご紹介してきました。
キャンペーンのサービスを受けるためには、条件や定義を明確に理解しておく必要があります。
そのうえで、自身の運用戦略と向き合い、旨味があるかどうかを十分に検討したうえで活用するのが良いでしょう。
今回の記事が皆さんのお役に立てるようでしたら幸いです。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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