はじめに
40代サラリーマンが「トラリピFX」で月50万円の利益を出しています(2022年実績)。
その実績や設定は、最下部にあるサイトマップから入ってご覧ください。
私はAUD/NZDと入れ替えで、新しくUSD/CAD(ドルカナダ)を始めました。
ドルカナダを選択した理由や判断材料をまとめましたので、同じような境遇に立った時には何かの参考になるかと思います。
通貨ペアを入れ替えるときの判断材料とは?
事例の背景
今回私がUSD/CAD(ドルカナダ)を始めた理由は、新しく捻出させた運用資金の割当先として(私にとっては)ドルカナダが最適と判断したからです。
「AUD/NZDダイヤモンド戦略」のサブレンジを一旦解除し、それに充てていた資金が一時的に宙に浮くことになりました。
このところAUD/NZDはずっとサブレンジに留まり、幾つかの不満があったのです。
- 資金効率が悪いのではないか
- このままずっと上昇し続けるのではないか(トレンドに転換の兆しがない)
- 膨らむ含み損が運用資金を圧迫するのではないか
- 運用していて面白くない(トレンドからしてワクワク感がない、学びもない)
これらが重なり、多少犠牲にしてでも、もう少し身になる運用ができないか、と考えたのです。
「身になる」というのは、どちらかと言うと「利益」よりも「何かしらの学び・経験」という意味合いが強いです。
一時的には利益はかなり下がるでしょうけれど、今回の学びや経験により、今後の利益が高まる可能性があると見込んでいます。
選択の判断材料
一時的に宙に浮いた運用資金をどの通貨ペアに充てるか?という場合の判断材料は、どの通貨ペアから始めるか?という場合とあまり変わりません。
異なる点と言えば、現在保有している通貨ペアとの兼ね合い・相性くらいでしょう。
とは言え、それらを判断する材料をどのように考えればよいでしょうか。
- 利益率
- 相関性
- 相場のトレンド
「利益率」を求めるなら、利益率を計算したエビデンスが必要になるでしょう。
エビデンスとは、例えばマネースクエア社によるバックテストのようなものも該当するでしょうし、インフルエンサーなどから公開されている記事などを見ることも該当するでしょう。
しかし、これはあくまでも参考値であることに注意が必要です。
特に、運用資金がいくらであるか、スワップポイントも踏まえているか、なども重要です。
その通貨ペアに充てている運用資金がなければ年利換算はできませんし、日々のスワップポイントを無視した情報であれば、「スワップ貧乏」になるリスクを無視していることにも繋がります。
次に「相関性」ですが、これは一部からしか公開されていない情報でしょうけれど、リスク軽減のためには知っておくべき知識です。
「リスク分散」を目的に保有する通貨ペアを増やすのであれば、相関性は無視できません。
相関性の低い通貨ペア同士で保有することが、安全性を高め、ロスカットを防ぐ方法の大きな1つになるでしょう。
最後に「相場のトレンド」ですが、これは読めるものではないですけれど、ザックリと方向性が見えていれば、今この通貨ペアを保有して良いタイミングなのかどうかを判断する材料の1つになり得ます。
しかし、短期的な利益を求める戦略を選択していなければ、重要視する材料にはあまりならないでしょう。
「利益率」と「相関性」については、過去の記事でも紹介していますので、参考になる部分があると思います。
私の保有する通貨ペアの利益率を公開しています。
「相関性」について纏めた記事はこちらです。
ドルカナダについては、以下の記事で補足しており、今回は私も参考にしています。
通貨ペアの選択
私が追加する通貨ペアの選択肢を幾つか挙げ、それぞれの利益率やリスクについて検討しました。
なお、今回は通貨ペアだけでなく戦略まで細かく設定して比較していますため、その点にはご注意ください。
また、最上段のAUD/NZDは今回解除した設定を示しており、それを最終的に選択したとなれば同じ設定をし直すという意味になります。
あくまでも私の運用の場合であるため、他の方に転用できないでしょうけれど、参考にはなると思います。
また、「AUD/NZDサブレンジは資金効率が悪い」と勝手に思い込んでいましたが、サブレンジ分の運用資金から算出してみると、他と比べ最も高い利益を出していました。
なお、クロス円通貨も最近はボラティリティが高いため惹かれる部分はありますが、どうしてもリスクやマイナススワップが私の考えや価値観に合わないため、見送ることにしました。
選択肢の特徴
前項の通り、利益率やリスクを洗い出してみると、各通貨ペアのメリット・デメリットが見えてきます。
これらを基に、各通貨ペアの特徴を列挙し、選定の判断材料としてみたいと思います。
繰り返しですが、このメリット・デメリットは私の運用にしか当てはまらないものですため、通貨ペアの選定の流れとして参考にする程度としてください。
今回の選択は?
前項の「各通貨ペアを追加したときのメリット・デメリット」を判断材料として、私はドルカナダを追加することを決めました。
その理由は、「リスク分散」として価値が高いことに加え、本当にリスク分散効果が高いのか?という疑念を払拭させるために運用を経験してみたいという気持ちが強いこと、です。
経験して学ぶということも今後の運用に重要ですから、「利益が下がる」というデメリットがありますけれども、その分の学びや経験を取得したいと思います。
なお、通常の「USD/CADハーフ&ハーフ戦略」ではなく、試用として独自の「USD/CADナローレンジ戦略」で運用することにしました。
これにより「利益が下がる」というデメリットへの対抗策とし、上手くいけばデメリットを払拭できる可能性があると考えました。
同戦略については、別途公開していきたいと思います。
まとめ
今回は「通貨ペアを入れ替えるときの判断材料とは?」というテーマでご紹介してきました。
通貨ペアを入れ替えるという作業をする機会は少ないでしょうけれど、トラリピの設定をメンテナンスしていくには、いずれは起き得る作業かもしれません。
今回提示した事例が皆さんのお役に立てるようでしたら幸いです。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私の不労所得に関するブログをご覧になりたい方は、こちらからご覧になってください。
コメント