はじめに
40代サラリーマンが「トラリピFX」で月50万円の利益を出しています(2022年実績)。
その実績や設定は、最下部にあるサイトマップから入ってご覧ください。
本記事を読んでほしい方
- トラリピで運用を始めたい方
- 通貨ペアの選定に迷っている方
- リスクを低減させてトラリピを運用したい方
初心者が運用すべき通貨ペアとは?
初心者が運用すべき通貨ペアは、以下の3つに絞ると良いと思います。
- 豪ドル/NZドル(AUD/NZD)
- ユーロ/英ポンド(EUR/GBP)
- 米ドル/カナダドル(USD/CAD)
3通貨ペアともレンジ相場である
トラリピは自動で売買を繰り返すシステムですが、繰り返すためには売買注文を仕掛けておかなくてはなりません。
その範囲が狭ければ、その仕掛けの数を凝縮できるわけですから、資金効率が高まるという仕組みは理解しやすいと思います。
(ちなみに、上が「米ドル/円」、下が「豪ドル/NZドル」です。)
3通貨ペアには運用実績がある
上がバックテストの結果です。
実は、「5年間設定を変えずに」という部分が非常に重要です。
初心者が頻繁に設定を変えることなんて、実はあまり簡単ではありません。
また、スワップや評価損益も影響が少ないことも非常に重要です。(対円通貨ペアは意外と影響が少なくない)
3通貨ペアのレートは互いに干渉しない
互いに干渉しないことを、相関が低いとも言います。
その相関については、相関係数という数値を用いて算出されているわけですが、3通貨ペアとも相関が低いということは、以下のように科学的に証明されています。
なお、相関係数は 1 ~ -1 の数値で表され、0が「相関なし」とされています。
相関がないことは「価格変動を抑える」ことを意味していますので、つまりはロスカットを防ぐことにも繋がります。
過去5年間のバックテストから見ましても、豪ドル/NZドル集中投資(グレー)よりも、3通貨ペア分散投資(黄色:世界戦略)のほうが価格変動を抑えられていることが分かります。
この3通貨ペアの選定は「リスク分散」として優れていると言えます。
3通貨ペアの地域が離れている
この3通貨ペアは、隣国同士の通貨ペアですが、その3つとも地域が離れています。
これにより得られるメリットは「リスク分散」です。
- 特定の地域の政治・経済状況、地震や戦争などに左右されにくい
- 経済指標の発表時間が分散され、運用評価額への一時的な影響も分散される
通貨ペアを増やし過ぎても意味がない
「リスク分散」のために通貨ペアを増やすことは正しいことですが、増やし過ぎても意味がありません。
増やし過ぎても、各通貨ペアの管理が難しくなってきますし、相関が高い通貨ペアも持つことになります。
相関が高い通貨ペアを持っても、リスク分散にはなりませんし、運用効率も下がりかねません。
初心者だと思うのであれば、3通貨ペアで十分でしょう。
3通貨ペアを運用するには
口座開設していなければ
口座開設をしていないのでしたら、こちらから口座開設をしてください。
また、口座開設を10分でできるよう、その方法をまとめた記事も掲載しておきます。
\口座開設はこちら/
\口座開設の方法はこちら/
3通貨ペアを設定するには
口座開設されている方にとっては、3通貨ペアを設定するのは、非常に簡単です。
こちらのページに入り、最下部の「戦略を発注」というボタンから進むだけになります。
3通貨ペア運用のデメリット(欠点)は?
- 1通貨ペア集中投資より資金効率が低いこと
- 設定が100万円単位であること
通貨ペア集中投資より資金効率が低いこと
理論上、1通貨ペア集中投資より資金効率が低いことは明白ですが、3通貨ペア分散投資は「リスク分散」のために実施していることですので、どちらを選ぶかは自由です。
トラリピ運用の目的の1つとして、リスクを低減させて中長期にわたりロスカットさせずに利益を得る、というスタイルがあります。
この目的で運用するのであれば、3通貨ペア分散投資が理に適っているのではないでしょうか。
設定が100万円単位であること
公式では100万円単位での運用となっています。
資金が900万円あるなら、上記300万円の運用を3倍すれば良いだけですが、100万円単位を準備できない方は、何かしらの工夫が必要です。
20、30万円単位について考察している記事がありますので、必要であればこちらをご覧ください。(どの通貨ペアから始めるか、なども考察しています)
まとめ
今回は「初心者が運用すべき通貨ペアとは?」についてご紹介しました。
この3通貨ペア運用のメリットは「リスク分散」であり、私でも「理に適っている運用方法」だと思います。
相関の低い3通貨ペアが同時にレンジ相場から外れる、ということは理論上可能性が低い事象ですから、ロスカットのリスクも低いと言えます。
初心者の方であれば、一旦この方法で基礎を作り上げ、さらにトラリピの腕を磨きたいのであれば、別途資金が貯まってから独自の手法で始めるのも良いかもしれません。
その際には、私の記事も参考になるかもしれません。必要であれば、この下にあるリンクからお入りください。
おわりに
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私の不労所得に関するブログをご覧になりたい方は、こちらからご覧になってください。
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