はじめに
40代サラリーマンがFXで月20万円の利益を出しています。ここは、凡人である私がFIREを目指していくブログです。
どこにでもいる40代サラリーマンの私が「トラリピFX」で月平均20万円の利益を出していますので、その設定や考え方、今後の見通しなど、皆さんのFIREにも役立つ3分ブログを公開しています。
この記事を読んで分かること
ブログを読んでほしい方
特に、上記の方にはお役に立てる記事だと思います。
私の記事をご覧いただくと、トラリピを運用する際の参考になると思います。
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トラリピをやめる時のリスク
トラリピを始めてみたはいいけれど、いつやめればいいの?
その方ご自身の状況にもよりますが、基本的にはトラリピはやめないのが正しいです。
何故かと言うと、「やめる=ポジションを全て決済する」なので、高い確率で損失が出ます。
トラリピで利益を得る仕組み上、幅広いレンジに仕掛けてからレートをそのレンジの中を泳がせて、動いた分だけ利益を得ます。
泳いでいる以上、複数のポジションを持つことが一般的であり、同時に含み損を抱えることになります。
ただし、例外的に一方向(利益を得る方向)だけにレートが動いていた場合は、含み益になることがあります。
当然、含み損があるときにポジションを決済すれば、損失が生じます。
そのため、トラリピをやめるときは基本的に損失が生じる、と考えておくのが一般的です。
これを聞いて、トラリピやりたくないなぁ、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし通常、中長期に運用していれば累積利益が含み損を上回りますので、生涯でみればほぼ確実に利益を残すでしょう。
皆さんがトラリピを始められた際は、それを目的としているはずですので、敢えてトラリピ運用をやめる必要がないのでは?と思っております。
別の例を挙げてみますと、高配当株による利益が近いのではないでしょうか。
高配当株も同様に、定期的に数%の利益(配当金)を得て、それを永続的に得続けることを目的に運用していると思います。
元々キャピタルゲインを求めていないわけですから、その高配当株が値下がりしていたとしても関係なく保有し続けますよね?
それにかなり似ていると思います。
両者でやや異なるのは、かなり高い確率で損失(含み損)を生じるのがトラリピで、そうでもないのが高配当株でしょうか。(もちろん、時期にもよりますが)
逆に、高配当株の利益は3-5%程度と言われていますものの、トラリピの利益は5-10%程度と見込まれている(それ以上の方々もたくさんいる)ので、その差はあります。
これは単純に、リスクの大きさを表していると言えるかもしれません。(私としてはトラリピのリスクはさほど大きいとは思っていません、私の実績を公開している記事をご覧ください)
トラリピの正しいやめ方
とは言っても、やっぱりやめたいんですが・・・
含み損があってもやめなければならない時があるでしょう。
そうなった場合は、以下の3つの方法から選べるかと思います。
損失は仕方ないので、一気に全部決済する(猶予がないとき)
どうしてもお金が必要で出金しなくてはならなくなった、もうトラリピは諦めて違う投資をする、など諸事情により猶予がなければ、こちらを選んでも良いかと思います。
損失を決断できる方は、非常に優秀です。
早く新しい投資を始めて、早く新しい利益をあげることも重要です。
ただし、上述の通り、トラリピは中長期的にみれば利益が出るということにも注意しましょう。
- 全てのポジションを「成行決済」する(指値決済でも良い)
損失はできる限り少なくしたいので、ゆっくり決済させていく(猶予があるとき)
いま持っているポジション以外の「トラリピ注文」をまず全てキャンセルして、保有している残りのポジションは「指値注文」で決済させていく、という方法です。
トラリピ注文をキャンセルすると、現時点で成立していないトラリピ注文は、もう注文されませんので、ポジションが増えることはありません。
一方、保有している残りのポジションは、「トラリピ注文」がキャンセルされているので、予定していた値になっても決済されない状態になっています。
そこで、それぞれのポジションに対して、新しく「指値注文」を出し、自分の成立させたい値を設定するのです。
ここで、保有した際の値で指値注文しておけば、損失が生じることなくポジションを整理することができるのです。
最初に注文をキャンセルするだけで、証拠金など含め、トラリピにかかる必要な資金がある程度減りますので、可能な範囲で出金などできると思います。
- 全てのポジションの「トラリピ注文」をキャンセルする
- 保有しているポジションには、別途「指値注文」をかける
- その指値を、保有時の値と同じにすれば損失は生じない(スワップポイント除く)
しかし、自分の成立させたい値(例えば保有した際の値)で決済させるには、長い時間を要することも考えられます。
もしマイナススワップが生じるようであれば、その分の損失が上乗せされることになりますので、注意が必要です。
とりあえず両建てして、一時停止状態にさせる(決断できないとき)
最後に「両建て」という方法です。
もし決断ができない、というときは、両建てをするというのも手立ての1つです。
両建ては、買いと売りの両方のポジションを同時に持つことを意味しています。
例えば、買いのポジションだけを持っているとした場合、同額分の売りポジションを持ったとしましたら、それは理論上は決済されたことと同じになります。
これにより、レートがどちらに動いたとしても、利益も損失も生まれない状態になります。
このようにして一時停止状態にしてしまえば、ある意味猶予を作れることになります。
しかし、両建ての場合はその分のスワップも常に発生し、基本的には毎日損失していきますので、その点には注意が必要です。(必ずマイナススワップのほうが高い)
そして、経済的合理性に欠くと言われる方法ですので、オススメは致しません。
- 同額分の逆ポジションを保有する
- その後、好きなタイミングで全てのポジションを決済する
まとめ
今回の記事では、トラリピの正しいやめ方を紹介しました。
私の意見としては、トラリピは一生やめない、です。
何故なら、中長期にポジションを保有していれば、累積利益が含み損を上回る可能性が非常に高いからです。
トラリピ運用を体系的に理解しておきたいという方は、以下のトラリピロードマップをご覧になってみてください。
成功への7つのステップを確認するだけでも、自分自身の人生の見方が変わると思います。
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トラリピ関連記事が100以上ありますので、まずはトップページからご覧ください。
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